「なんとなく不安」を「行動」に変える第一歩
「年金だけじゃ足りないって本当?」「老後のお金、いくらあれば安心?」
ニュースやSNSで目にするたびに、胸がザワつく——そんな経験、ありませんか?
でも大丈夫。
老後の不安をゼロにすることは難しくても、「少しでも安心に近づく行動」は、月1万円からでも始められます。
この記事では、「月1万円でできる“ミライ設計”」と題して、老後に備えるための 3つの具体的ステップ をご紹介します。
ステップ1:家計のムダを見直して、月1万円をひねり出す
「投資や貯金をしたいけど、余裕がない…」と感じている方は少なくありません。
でも、**いまの生活費の中に“眠っているお金”**がある可能性は高いです。
✅ チェックポイント:家計の固定費を見直す
- スマホ代:格安SIMに乗り換えるだけで月5,000円節約も
- 保険料:過剰な保障になっていないか?見直す余地アリ
- サブスク:複数加入していませんか?本当に使っているか確認を
▶ 月5,000円〜1万円程度は“無理なく節約”できるケースが多く、これが老後資金の原資になります。
ステップ2:月1万円で始める「育てるお金」
支出を整えて確保できた1万円。
これをただ預金に回すだけでは、インフレによって将来価値が目減りしてしまう可能性があります。
だからこそ、「お金を育てる」=少額投資が有効です。
◎ つみたてNISAの活用でコツコツ資産形成
- 毎月1万円をインデックスファンドに積立投資(年利3〜5%想定)
- 20年間続ければ、元本240万円 → 約350〜400万円に育つ可能性も
- 非課税で運用益が得られるから、初心者でも安心してスタート可能
ステップ3:投資だけじゃない、“稼ぐ力”を持つミライ設計
老後の収入源が年金だけだと、「増えないお金」への不安がどうしても残ります。
そんなときの“安心材料”が、自分で少しでも稼ぐ力です。
◎ 月5,000円〜1万円でも立派な収入
- ネットでできる副業(ライティング、スキル販売、ハンドメイド販売)
- 趣味や資格を活かした活動(Zoom講師、地域での仕事)
- ブログやSNSを育てて、広告収入を得ることも
副業は「大きく稼ぐ」よりも「細く長く続ける」がコツ。
月に数千円でも、自分で生み出したお金は精神的な自信にもつながります。
ステップ4(応用編):老後の生活設計を“見える化”する
「老後にいくら必要か?」を知らずに不安がっても、対策が立てられません。
まずは自分なりの“ゴール”を見える化してみましょう。
◎ 老後資金のざっくりシミュレーション
- 夫婦での老後生活費の平均:月22〜25万円
- 公的年金:平均月14〜17万円(差額は自助努力が必要)
- 不足額:月8万円 × 20年 → 1,920万円
ここに、自分の資産+投資+副収入が組み合わされることで、不足を埋めることが可能になります。
月1万円でできる“ミライ設計”まとめ
ステップ | 内容 | 期待できる効果 |
---|---|---|
①支出見直し | 固定費・サブスク削減 | 月1万円の余裕資金確保 |
②少額投資 | つみたてNISAで積立 | 20年で数百万円に成長も |
③副収入 | 副業・在宅ワーク | 年金+αの安心収入源 |
④生活設計 | 必要額のシミュレーション | 不安を“計画”に変える |
さいごに:不安の正体は“情報不足”と“行動不足”
老後不安の多くは、「何をすればいいかわからない」という状態から来ています。
でも、知識を持って、行動することでその不安は少しずつ減っていきます。
月1万円の積み立てでも、月5,000円の副収入でも、それは立派な一歩。
あなたの“ミライ設計”は、今日始めたその行動から生まれます。
編集後記
このブログ「セカンドライフのお金と暮らしラボ」では、
将来の安心につながる【少額投資・副業・暮らしの整え方】を発信しています。
「何から始めればいいか分からない」と感じている方の道しるべになれるよう、
これからも具体的・実践的な記事をお届けしていきます。
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