はじめに|40代、ふとした不安。「老後、ほんとに大丈夫?」
40代に入ってから、こんな不安を感じたことはありませんか?
- 子どもの教育費がピークに
- 親の介護が現実になり始める
- 住宅ローンはまだまだ残っている
- それなのに老後の準備ができていない…
こうした“挟み撃ち”状態の40代は、精神的にも経済的にもプレッシャーを感じやすい時期です。
「もう遅いかも…」と感じてしまいがちですが、大丈夫。
40代こそ、お金との向き合い方を見直すラストチャンスなんです。
この記事でわかること
- ✅ 40代から始める「お金の再教育」の基本
- ✅ 知識ゼロでも始められる資産形成のステップ
- ✅ 今からできる投資と支出見直しの実践法
STEP1|資産形成の基本:「守る・増やす・稼ぐ」のバランスを知る
資産形成=投資と思われがちですが、それは一部分にすぎません。
本当の資産形成とは、以下の3つのバランスを整えることです。
- 守る(支出の見直し・保険の最適化)
- 増やす(貯金・投資)
- 稼ぐ(副業・スキルアップ)
たとえば、スマホ代や保険料を見直して支出を減らせば、何もしなくてもお金が“生まれる”状態になります。
STEP2|「お金の不安」を見える化しよう
資産形成は、地図とコンパスを持たない旅のようなもの。まずは現状と目的地をしっかり把握しましょう。
✅ 現在地を知る(家計の見える化)
- 毎月いくら使っている?
- 毎月いくら貯金できている?
- 借金やローン残高は?
おすすめ:マネーフォワード MEなどの家計簿アプリで、支出を自動で分類・可視化できます。
✅ 目的地を決める(老後に必要なお金)
老後に必要な生活費は月25万円と仮定すると…
25万円 × 12ヶ月 × 20年 = 6,000万円
年金が月15万円なら、差額は月10万円 → 約2,400万円
退職までに2,000〜3,000万円の準備が必要になるケースが多いのです。
STEP3|知識ゼロでもできる「投資」の第一歩
40代からの投資は、「大きく稼ぐ」よりも「堅実に育てる」がカギです。
✅ まずはつみたてNISAからスタート
- 月1万円から始められる
- 長期・分散・積立の三拍子
- 年間120万円まで非課税(新NISA制度)
おすすめの投資信託:
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 全世界株式(オルカン)
✅ iDeCoも検討する価値あり
- 掛金が全額所得控除 → 節税効果が大きい
- 60歳まで引き出せないが、老後資金に最適
- 公務員・会社員・主婦も加入OK(条件あり)
「つみたてNISA × iDeCo」の併用が、40代からでも十分な資産形成を可能にします。
STEP4|「お金の勉強」を日常に取り入れよう
40代で成果を出す人の共通点は、「学びを習慣化」していること。
📚 おすすめの学び方
- 本:『お金の大学』(両学長)
- YouTube:リベ大・NIKKEIマネーのまなび
- 音声配信:Voicy「ちきりんの社会派トーク」
- ブログ:当ブログなど
1日10分でもいいので、継続して触れることが大切です。知識は“資産”になります。
STEP5|支出を見直すだけで、お金は増える
投資より先にやるべきなのが「固定費の見直し」。
- スマホ代を格安SIMに
- 保険を見直して必要最低限に
- 使っていないサブスクを解約
- クレジットカードのポイント還元を最適化
👉 月5,000〜1万円浮くことも珍しくありません。これをそのまま投資に回すだけで、自然とお金が増えていきます。
まとめ|40代からでも間に合う!お金の再教育のススメ
40代でお金の不安を感じるのは、ある意味「チャンス」です。
- 家計の現状を知る
- 支出を減らし、収入を増やす
- 投資や副業でお金の流れを変える
- 少しずつ学び続ける
最初は月1万円からでも十分。小さな一歩が、未来を変える一歩になります。
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