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「お金の勉強を始めたいけれど、どの本から読めばいいのかわからない」と迷っていませんか?書店にはお金・副業・自己啓発の本があふれていて、最初の1冊を選ぶだけでも大変です。この記事では、お金の勉強を始める人によく読まれている定番書を、目的別に10冊整理しました。
この記事でわかること
- お金の勉強を本から始めるメリット
- 目的別(お金の基礎・副業・学び方・考え方)の定番書10冊
- 自分に合う1冊の選び方
- 読んだ内容を行動につなげるコツ
この記事について
ここで紹介する本は、すべてを読み込んで比較したものではなく、お金の勉強を始める人によく読まれている定番書を目的別に整理したものです。各本の内容は概要にとどめています。実際に読んだ本は、感想をそのまま書いています。
お金の勉強を「本」から始めるメリット
お金の情報は、SNSや動画でも手軽に手に入ります。ただ、短い情報は断片的になりやすく、発信者によって言っていることがバラバラなことも少なくありません。
本の良さは、一つのテーマを体系的に学べることです。著者が時間をかけて整理した考え方を、数千円で順を追って理解できます。特に、お金の勉強を始めたばかりの段階では、「全体像をつかむ」ことが大切です。
最初の1冊に求めたいのは、 細かいテクニックより「お金の全体像」と「考え方の軸」 です。
お金の基礎を固める定番書
① 改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学(両@リベ大学長/朝日新聞出版)
お金の知識を「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」の5つの力に分けて、図解でわかりやすく整理した本です。家計の見直しから税金、投資、副業まで幅広く扱っているため、お金の全体像をつかむ最初の1冊として選ばれることが多い定番書です。
② 改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん(ロバート・キヨサキ/筑摩書房)
「お金のために働く」のではなく「お金に働いてもらう」という考え方を、二人の父親の対比で描いた本です。資産と負債の違いや、キャッシュフローの考え方を学べます。
私の感想
この本で、まさに資産と負債の違いが理解できました。それと同時に、自分がこれまで受けてきたお金の教育は、お金持ちになるための教育ではなかったと気づかされました。お金の考え方を根本から見直すきっかけになった1冊です。
③ 漫画 バビロン大富豪の教え(原作:ジョージ・S・クレイソン)
古くから読み継がれている『バビロンの大富豪』を漫画にした本です。古代バビロンを舞台に、収入の一部を貯えることや、お金に働いてもらうことなど、時代を超えて通用するお金の原則を物語で学べます。活字が苦手な人でも読み進めやすいのが特徴です。
④ ジェイソン流お金の増やし方(厚切りジェイソン/ぴあ)
支出を見直し、長期・分散のインデックス投資でコツコツ増やすという、シンプルな資産形成の考え方を紹介している本です。投資の専門用語に慣れていない人でも読みやすく、「難しいことをしなくてもいい」と感じられる入門書です。
本で学んだ内容を実際の行動に移すなら、新NISAの始め方|口座開設から積立設定まで初心者向け6ステップもあわせて参考にしてください。
副業や働き方を考える定番書
⑤ 会社勤めのモヤモヤを吹き飛ばす 副業の思考法(國富竜也/KADOKAWA)
会社員が副業を考えるときの考え方をまとめた本です。会社に勤めながら収入源を増やすことを、転職や起業とは違う「次の働き方」として捉え直すきっかけになります。
⑥ 自分の時間を取り戻そう(ちきりん/ダイヤモンド社)
忙しさから抜け出すための「生産性」の考え方を扱った本です。副業や学びの時間をつくりたい人にとって、「何をやめるか」を考えるヒントになります。
本業と副業の両立については、副業と本業を両立させるコツ|疲弊せず成果を出す働き方改革でも解説しています。
学びを成果につなげる定番書
⑦ 学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑/サンクチュアリ出版)
読む・聞くといったインプットだけで終わらせず、話す・書く・行動するといったアウトプットで学びを結果につなげる方法を紹介している本です。お金の本を読んでも行動が変わらない、という人に向いています。
⑧ イシューからはじめよ(安宅和人/英治出版)
限られた時間で成果を出すために、「本当に解くべき問い(イシュー)」を見極める考え方を説いた本です。副業や学習に使える時間が少ない会社員にとって、時間の使い方を見直すきっかけになります。
人生とお金の考え方の軸をつくる定番書
⑨ 完訳 7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー/キングベアー出版)
長く読み継がれている自己啓発の定番書です。「緊急ではないが重要なこと」に時間を使う考え方は、資産形成や学びのように、すぐに結果が出ない取り組みを続けるうえで参考になります。
⑩ FACTFULNESS(ハンス・ロスリング ほか/日経BP)
思い込みにとらわれず、データに基づいて世界を正しく見る習慣を紹介した本です。お金や投資の情報があふれる中で、「その情報は本当か」を確かめる姿勢を身につけるのに役立ちます。
目的別|最初の1冊の選び方
| こんな人は | まずはこの本から |
|---|---|
| お金の全体像をつかみたい | ① お金の大学 |
| お金の考え方から見直したい | ② 金持ち父さん 貧乏父さん |
| 活字が苦手、物語で学びたい | ③ 漫画 バビロン大富豪の教え |
| 投資をシンプルに始めたい | ④ ジェイソン流お金の増やし方 |
| 副業を考え始めた会社員 | ⑤ 副業の思考法 |
| 学んでも行動が変わらない | ⑦ アウトプット大全 |
迷ったら、今の自分の悩みに一番近い本を1冊だけ選びましょう。最初から何冊も買う必要はありません。図書館で借りたり、書店で目次を確認したりしてから決めるのもおすすめです。
おすすめの読む順番|3か月で「知る→決める→動く」
10冊を一度に読む必要はありません。お金の勉強は、順番を意識すると理解しやすくなります。目安として、次のような3つの段階で進めるのがおすすめです。
| 時期 | 目的 | 読む本の例 | やること |
|---|---|---|---|
| 1か月目 | お金の全体像を知る | ① お金の大学、② 金持ち父さん 貧乏父さん | 家計の収入と支出を書き出す |
| 2か月目 | 自分の方針を決める | ④ ジェイソン流お金の増やし方、⑤ 副業の思考法 | 積立額や副業の方向性を決める |
| 3か月目 | 行動を続ける仕組みをつくる | ⑦ アウトプット大全、⑨ 7つの習慣 | 積立設定・学習時間を習慣にする |
最初の1か月は「知る」ことに集中し、2か月目に自分なりの方針を決め、3か月目に続ける仕組みをつくる。この流れを意識すると、本を読むことが実際の家計や働き方の変化につながりやすくなります。
読書の順番で大切なのは、 「全体像をつかむ本」から読み、「具体的な方法の本」は後にすること です。全体像がわかっていないと、個別のテクニックをどう使えばいいか判断しにくいからです。
お金をかけずに本を読む方法
お金の勉強のために本を買いすぎて、かえって出費が増えてしまっては本末転倒です。次のような方法を使えば、負担を抑えながら読書を続けられます。
本の読み方の選択肢
- 図書館で借りる:定番書は所蔵されていることが多い。人気の本は予約して待つ
- 書店で目次を確認する:自分の悩みに合う内容か、買う前に確かめる
- 電子書籍を使う:セールで安くなることがあり、スマホで通勤中にも読める
- 何度も読み返したい本だけ買う:借りて読んで、手元に置きたいと思った本を買う
特に、最初の1〜2冊は図書館で借りて読んでみて、自分に合うと感じた本だけを手元に残す方法がおすすめです。本代も立派な自己投資ですが、「使ったお金に見合う行動ができたか」を意識すると、学びの効果が高まります。
本を読んで終わらせないためのコツ
読書を行動に変える3つのコツ
- 読み終えた日に「やること」を1つだけ決める
- 1週間以内に、その1つを実際にやってみる
- 気になった部分は、時間をおいてもう一度読み返す
たとえば、お金の基礎の本を読んだら固定費を1つ見直す、投資の本を読んだら証券口座を調べる、というように、小さな行動に変えることが大切です。読書を資産に変える方法は、本を読む人は、なぜ成功するのか?知識を資産に変える読書術で詳しく紹介しています。
注意ポイント
本の内容は出版された時点の情報にもとづいています。NISAやiDeCoなどの制度、税金のルールは変わることがあるため、制度について判断するときは金融庁などの公式情報で最新の内容を確認しましょう。
よくある疑問Q&A
Q.古い本でも参考になりますか?
お金の考え方や習慣を扱った本は、出版から年数がたっていても参考になるものが多くあります。一方で、NISAやiDeCoなどの制度、税金のルールは改正されることがあるため、制度の具体的な数字は最新の情報で確認しましょう。改訂版が出ている本は、新しい版を選ぶのがおすすめです。
Q.本に書いてある投資方法をそのまま真似していいですか?
本に書かれているのは、あくまで著者の考え方や一つの方法です。年齢、収入、家族構成、使う予定のお金によって、合う方法は変わります。「自分の場合はどうか」を考えたうえで、少額から試すようにしましょう。
Q.読む時間がなかなか取れません
1日に何十ページも読む必要はありません。通勤時間や寝る前の10分など、読むタイミングを決めておくと続けやすくなります。全部を読み切ることより、自分に必要な章を読んで1つ行動することを優先しましょう。
まとめ|最初の1冊が、次の一歩をつくる
お金の勉強は、どの本から始めても大丈夫です。大切なのは、自分の目的に合った1冊を選び、読んだ内容を小さな行動に変えることです。
本は「知識を得るため」ではなく、「次の行動を決めるため」に読みましょう。
まずは気になる1冊を手に取り、読み終えたら「やること」を1つ決めてみてください。